top of page

グローバルコミュニケーション・トレーニング(1~2日間)

アメリカのビジネスを理解する

グローバル・マネジメントトレーニング

優秀な人材を確保し維持するために、グローバルマネージャーとして人を管理できる能力が今後、今まで以上に求められることはいうまでもありません。米国進出の日系企業のエグゼクティブを対象とした調査によると、米国で成功するためには、人在管理能力が重要な要素の一つとして考えられていることが明らかになっています。人材管理能力を高めるには、日米双方の管理職が、互いの文化に起因するマネジメントのズレを論理的に把握し、理解しておく必要があります。しかし、異文化を対象としたトレーニングにおいても、表層部分の違いに目を奪われ、対症療法的な解決策を与えることが主眼になっていることが少なくありません。
GLOBALEX は、特に日本の企業に対してはアメリカ人のビジネス、意思決定、そしてコミュニケーションのとり方の特徴を理解し、またアメリカ人に対しては日本人の組織での動き方、文化を背景とした独自のコミュニケーション方法をわかりやすく解説するトレーニング・プログラムをお届けしています。

プログラムの焦点

1.日本固有の文化がいかにビジネスにインパクトを与え、同時に衝突の原因となるかを検証。

2.アメリカ人のコミュニケーションの形態とそのメンタリティを理解する一方、日本人がビジネスにおいてどのように意思疎通を図り、組織内で意思決定しているかを学習。

3.その上で、日本の企業がいかに日本外諸国のマネジメントからは視点を異にする独自の価値観を形成しているかを把握。特に、アメリカ型の経営の焦点と期待値が何かを理解。

 

5.日本人としてどのようにアメリカで効果的に人材をマネージするための戦略を考える。


6.その上で、アメリカ人とどのようにコミュニケートすれば良いか、コミュニケーション上の問題をどのように解決すれば良いのか、その具体的な手がかりを得る。

 

プログラム・主な内容の一部


 1.異文化ビジネスに必要なマインドセット
これからのグローバルマネージャーには、異文化の壁を乗り越えてシナジーを構築する技術が必要です。これを可能にするためには、グローバルリーダーとして、自分自身の異文化統率力を的確に把握することが必要。そのための視点と知識を提供します。

2.なぜ日本人管理職は正しく理解されないのか?
日本人管理職が陥りやすい落とし穴のひとつが日本人特有のコミュニケーションスタイルです。日本では当たり前に通じる「あうん」の呼吸や「察し」は、日本を出ると通用しません。また、英語を話していても、日本人のメンタリティで話をすると誤解をまねくことも多々。日本人としてのコミュニケーションの取り方が、国際ビジネスでどのような問題や軋轢を生み出すかを具体例で検証し、それを防ぐ手立てを考えます。

3.企業とグローバライゼーション
企業がグローバル化するそのプロセスを概観します。またそのプロセスで陥りやすい罠、もしくは成功要因も概観します。

4.歴史から紐解くアメリカのビジネス倫理観と価値観
現在のアメリカのビジネスにおける価値観、倫理観の多くはアメリカの固有の歴史に由来しているものがほとんどです。ここでは、アメリカの歴史を再度概観しながら、その歴史的背景がアメリカの国民としての哲学をどのように形成し、現在のビジネスに影響を及ぼしているかを解説します。

5.日米のビジネスの期待値の違い
アメリカの意思決定のメカニズムを知り、同時に アメリカのビジネスの価値観とマネージメントやリーダーシップに対する視点に焦点を当てます。

6.日米の思考の違いを乗り越える
日本人とアメリカ人の間には思考形態に大きな違いがあります。また、これがビジネスマネジメント上、問題解決へのアプローチの取り方への違いとなって現れます。この違いを知ることで、アメリカ人にとってわかり易いプレゼンテーションやマネジメントの説明が行えます。このスキルはグローバルビジネスで幅広く使えるテクニックです。

7.日米の意思決定の違いを熟知する
日米の意思決定システムの違いを考えます。日本人にとっては当たり前の稟議システムや根回しがなぜ日本固有のものなのかを考え、同時にアメリカ人にとっては受け入れられないのか、その根本的な理由を探ります。

8.ミーティングでの軋轢を解消する
日本人が苦手とする英語でのミーティング。問題は英語力だけではありません。日本人が使う沈黙や、ボディランゲージがどのように誤解を生む可能性を帯びているかを具体例を示しながら解説。ミーティングがどのように効果的に行えるかについてのヒントを得ます。

9.海外での日本人管理職
海外で日本人管理職が現地人部下からどのように見られているか。意思疎通の問題点はどこか。また、日本型の管理システム「評価」「信頼構築」「ホウレンソウ」「反省と改善」などを当然のようにアメリカ人に押し付けるとどうなるかについて考察します。

10.管理職への期待値の違い
アメリカ人部下が上司に対して期待すること、アメリカ人がリーダーに対して期待することについて考えます。ここでは、アメリカ型のリーダーシップについてよりはっきりとしたアイディアと方法を解説します。

bottom of page